工事の内容に関する質問

• Ｑ 外壁のひび割れはどうして入るのですか？

  Ａ

  外壁はコンクリートでできていますが、コンクリートは最初は生コンと呼ばれるているもので、型枠という形を決定する枠の中に鉄筋を組上げ柔らかい生コンを流し込んで充填していきます。
  生コンは時間の経過とともに水分が抜けて強固に固まりますが、その際に体積が収縮してひび割れが発生します。又、建物が地震、強風、重量車両の振動や地盤の沈下にさらされると発生します。

• Ｑ ひび割れをそのままにしておくとどうなりますか？

  Ａ

  壁や床のひび割れをそのままにしておくと、ひび割れから雨水が入ってコンクリートの中にある鉄筋を腐食させます。
  鉄筋コンクリート構造の鉄筋は建物の柔軟性を持たせている重要な働きがありますが、これが損なわれると地震やゆがみに耐えられない弱い建物になってしまいます。
  またひび割れから浸入した水は冬期間に氷結して、凍害爆裂（体積膨張によるコンクリート破壊）を引き起こします。

• Ｑ 横なぐりの雨が降ると壁や窓下から漏水するのはなぜ？

  Ａ

  夏でも長時間の叩きつける雨が当たると冷水のシャワーを長時間浴びるのと同じで、外壁コンクリートの中に、ジャンカと呼ばれる空洞があると結露水が発生し漏水の原因となることがあります。正確な診断が重要です。放置しますと被害が拡大しますので、適確な処置が必要です。

• Ｑ 工事の時、足場を掛けると防犯上大丈夫ですか？

  Ａ

  外部足場の外側は全てメッシュシートで覆いますが、メッシュシートはカッター等で簡単に切られて中に入られてしまいますので、弊社では足場の周囲全ての地盤面から高さ１．８ｍまでを強固な鋼製金網を取り付けて、外部からの浸入を防止しています。さらに、足場外周の要所に人感センサー付きライトを設置して夜間の防犯対策としています。場合によっては、簡易防犯錠（ロック錠）を全戸に貸し出します。
  ※足場設置により住民の皆様にはより一層の防犯意識を高めていただき、確実に窓の施錠、カーテン閉め等をしていただくようお知らせしています。

• Ｑ 工事の際に足場を覆うシートで暗くならないのですか？

  Ａ

  足場に掛けるシートは、以前は、白色やグレーを使用していましたが現在は黒のメッシュシートが主流になりました。白は、部屋内から見た時にレースのカーテン超しに景色を見た感じでぼやけて見えますが、黒は逆にクリアーに澄んだ感じで見えますので、暗さを感じさせません。

• Ｑ タイルは劣化しないので修繕は必要ないのでは？

  Ａ

  外壁や床のタイルはコンクリートの壁や床に張り付けたもので、タイル自体は磁器質や陶器質の焼き物で硬く質感に富み色褪せも少ない優れた外装材です。しかし建物の構造体であるコンクリートにひびが入ると張り付けてあるタイルも一緒にひび割れします。又、タイルの浮きが発生し、落下して事故につながります。タイル仕上げでも修繕は必要です。

• Ｑ 屋上からの雨漏りが無いので修繕は必要ないのでは？

  Ａ

  屋上防水材は、様々な外的要因により膨れや破断等の劣化が進行しますので10年以上経過した屋上防水は調査をして、早めの処置を実施して漏水事故を起こさぬよう対策をしてください。

• Ｑ 窓網戸はなぜ外すのですか？

  Ａ

  窓に塗料がつかないようにビニールを貼るため、網戸が支障になります。
  又、窓周りのシーリング工事ができないためです。

• Ｑ 網戸の保管場所がないのですが？

  Ａ

  敷地内に余地があれば、弊社で仮物置に保管します。足場設置後に現場管理者が、各住戸の網戸を外しにお伺いし、保管の上、工事が終わりましたら清掃して取付けます。

• Ｑ 工事の時に音とか臭いが出ますか？

  Ａ

  音の出る作業
  1. 足場組立の際、建物に足場を固定する「壁つなぎ」を取り付ける時
  2. 劣化した外壁（コンクリート、タイル等）や防水層を撤去する時
  3. 新規に金属部材を壁等にアンカーで取り付ける時
  
  臭いの出る作業
  1. バルコニー床ウレタン防水工事
  2. 鉄部塗装工事
  3. 屋上防水工事

• Ｑ バルコニー手摺に取付けているＢＳ・ＣＳアンテナはどうするのですか？

  Ａ

  外部足場が始まる前に取り外して保管してください。取り外しが困難な方は、お声掛けください。お手伝い致します。お安い御用です。
  工事期間中、韓ドラをご覧になりたい方は、足場の外にアンテナを移設する事ができます。何なりとお申し付けください。

• Ｑ バルコニーに設置してあるエアコン室外機はどうするのですか？

  Ａ

  壁・床の工事に支障がある場合は、弊社で専用架台に乗せて作業します。
  それは、壁の冷媒管カバーの脱着を含めてお安い御用ですが、移動の時、製品が古いとエアコンガスの抜き差しが必要になる場合があります。その際は、別途費用が掛かりますが、エアコン業者に依頼します。

• Ｑ 実際の工事現場を見てみたいのですが？

  Ａ

  弊社で施工している工事現場をご案内致します。
  現場見学で、その会社の見えてくるものがあります。
  1．工事内容の説明が、素人さんにも分かり易い説明であったか。その現場代理人の人柄、会社の教育姿勢、理念などが読み取れる。
  2．足場を上がって見る機会がそうそうになく、自分のマンションと比較して有効と思える工事、実物を間近で見ることで新たな気付きが必ずあります。
  3．マンション住民や管理人さんに気軽に弊社の評判をさり気なく聞いてみる。クレームは、管理人さんが握っています。さらりと聞いてみましょう。